渋谷総司資料室

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鳥羽伏見の戦いの後、官軍は武力倒幕を目指して江戸へ進軍する。


その最中慶応四年三月三日、八名の男たちが「偽官軍」として斬首処刑された。


渋谷総司


男たちの中に佐津間出身の若者がいた。その名である。

 

渋谷総司とは

渋谷総司は下総国佐津間(現在千葉県鎌ヶ谷市)出身の幕末の志士です。弘化三年(1846)、佐津間村名主・渋谷家次男として誕生しました。

 十一歳で江戸に上り文武両道に励み、後に勤皇を奉じ、新しい時代を目指し倒幕運動に身を投じます。

 慶応四年(1868)鳥羽伏見の戦いの後、総司は相楽総三の結成した赤報隊に幹部として参加します。赤報隊は官軍の先鋒隊として結成されました。「年貢半減令」を旗印に掲げ、民衆の支持を受けつつ中山道を江戸に向け東進しました。

 しかし同年3月、赤報隊は突然、偽官軍の汚名を着せられ、相楽以下8名が信州下諏訪で処刑されてしまいます。幹部であった総司も処刑され、志半ば悲運の最期を遂げます。二二歳の若さでした。

・・・その後、総司や相楽の親族が中心となり、冤罪をただす復権運動が何度も行われました。昭和三年(1928)、ついに従五位が贈位され名誉回復が成されました。処刑されて六十年後のことです。

 

幕末の悲劇「赤報隊事件」は日本史として記録されています。

…総司たちはなぜ処刑されたのでしょうか?…
***

 幕末維新の志士・渋谷総司を郷土の誇りとし、自治会館の新設に合わせ資料室を開室しました。

 渋谷総司資料室では、日本各地の博物資料館から、渋谷総司と相楽総三を中心とした100点近くの赤報隊関連資料を集め、パネルにまとめて展示しています。

「赤報隊事件」をテーマにした常設展示施設は、おそらく鎌ヶ谷佐津間にしかありません。ぜひ一度見学にお越しください。

平成二五年九月

鎌ヶ谷市佐津間自治会

フロアガイド

公開について

常駐者のいないボランティア運営のため、管理者と時間調整しての事前予約によってのみ見学可能です。ご了承ください。

また、自治会、公共団体等の主催行事が行われている場合には公開中止となります。

satsukama@gmail.com


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アクセス

〒273-0133 千葉県鎌ケ谷市南佐津間12−15

佐津間自治会館内

 

東武野田線:六実駅より徒歩5分

佐津間十字路を東方向、すぐ 

グーグルマップで表示する

 

協力機関・協力者・資料

鎌ヶ谷市市役所 鎌ヶ谷市教育委員会

鎌鎌ヶ谷市郷土資料館(立野晃 手塚雄太)

国立国会図書館 東京国立博物館 早稲田大学図書館
長野県立歴史館 山口県文書館 下諏訪町立諏訪湖博物館
諏訪教育会 中津川中山道歴史資料館 藤村記念館 岩倉公旧蹟保存会
横浜開港資料館 長野県諏訪清陵高等学校 財団法人日本地図センター

西澤朱実 渋谷経重 阿保敬

松永幸枝 石井栄一 渋谷定重
川上伝吉 渋谷浩 後藤美枝子 山口工務店

「相楽総三とその同志」長谷川伸 「国事鞅掌者の映像」安藤良平
「明治維新草莽運動史」高木俊輔 「相楽総三・赤報隊史料集」西澤朱実
「赤報隊渋谷総司の生涯」峰高悠子

「慶応四年・明治元年の記憶in鎌ヶ谷」鎌ヶ谷市郷土資料館
「平成九年度 千葉県中近世城跡研究調査報告書第一八集」 千葉教育委員会

 

以上、鎌ヶ谷市をはじめ、

貴重な資料をご提供ご協力下さった個人・団体の

皆様に厚く御礼申し上げます。

展示作成

佐津間自治会内2012年度渋谷総司資料室部会

中村弘

Akap's Croquis Design(ヨネダキヨフミ)

渋谷総司資料室

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